2006年06月11日
川俣晶の縁側技術関連執筆情報『実例で学ぶ! [入門と実践] Ajax+XML』読者サポート total 4137 count

サンプルソース、walker001.html、walker002.htmlをInternet Explorer 6.0で使用する場合の注意とコラム訂正

Written By: 川俣 晶連絡先

コラム訂正 §

 p217のコラム「HTTPサーバを使う」の本文中の以下の箇所を訂正いたします。

誤 responseXMLプロパティからは値が取得できない

正 responseXMLプロパティからは文書ノードだけの意味のないツリーが取得される

サンプルソース使用上のご注意 §

 第6章のサンプルソース、walker001.html、walker002.htmlをInternet Explorer 6.0 SP2で使用する場合には注意事項があります。

 このプログラムは、XMLHttpRequestオブジェクトを使用してXML文書を読み込む関係上、Internet Explorer 6.0 SP2ではHTTPサーバを必須とします。詳しくはp217のコラム「HTTPサーバを使う」をご参照ください。

 もし、HTTPサーバ抜きで直接ファイルを開いて動作させた場合、以下のような無意味な結果が表示されます。

node start

nodeType: 9

nodeName: #document

childNodes:

node end

 これは、指定されたXML文書が存在するにも関わらず、セキュリティの制約により読み込みに失敗したときに出現する文書ノードだけからなるツリーであって、読み込み対象のXML文書とは別のものです。